小京都とか小江戸などと聞くと、もうそれだけでわたしの心は躍る。
若い子がパリにときめくのと同じくらいに。
佐原を訪れたのは2013年の初夏だった。
思ったより観光地観光地してなくて、こじんまりとした町の様子を、少し意外に思いながら歩く。
荒物屋で曲げわっぱや箒などしこたま買い込んだり、醤油屋で美味しそうなものを探したり。
そういえば、町歩きの途中、電話ボックスを見つけた息子が「これ何?」と聞くので驚いた。
公衆電話を知らないとは!折角なので、わたしの実家に電話をさせてみた。
もう何年も財布の中に入れっぱなしだったテレホンカードも、きっと喜んでくれたに違いない。
こんなのを見てしまうとヨーロッパを思い出す。
モチーフは和風だけれど。
何もないといえばそうなのだけれど、天気にも恵まれ、のんびりとした時間を過ごすことができた。
さて、醤油ソフトを食べたら、次の目的地へ行きましょうか。
後編に続く。
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