滝に惹かれる理由

音止の滝

さて帰ろう、と車を進めていると、ふと目に入った「白糸の滝」の看板。
これはちょっと行ってみなければ、と寄ることに。

車を停めて最初に見たのは「音止の滝」。
この名は、かつて曾我兄弟が父の敵である工藤祐経を討とうとしていた時、
近くの滝の音がうるさく密談しにくいことを神に嘆いたところ、
滝の音がぴたりとやんだ、という伝説からきているのだそう。


白糸の滝

音止の滝を過ぎ、売店を抜け、階段を下って行くと「白糸の滝」に到着。
近くまで行くと、細かい霧が降り注いできて、ちょっと冷たい。
ちなみに、音止の滝と白糸の滝は共に「日本の滝百選」に選ばれているそう。

しかし滝って、水が上から落ちてくるだけなのに、どうしてあんなに癒されるのか。
これは、わたしに限ってのことかもしれないけれど、
滝に限らず、スケールの大きなものを見ると、いつもこうだ。
自分の抱えている悩みが、とてもつまらないものに思えてくるから。
星を見上げて宇宙を感じることが好きなのも、きっとそのせいなのかもしれない。
壮大な自然を前にすれば、人間の存在なんてちっぽけだ。
そのちっぽけなものの中に渦巻いている悩みなんて、ないも同然ではないか。

...イグアスとかナイアガラとか、いつか行ってみたいなあ。


というわけで短いですが、富士旅行記、これにて終了。

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Author : DPaT